・・・自分だけが幸せになるなんて許されない 分かってる、けど・・ 「・・・雄平・・」 雄平に会いたくてたまらなかった。 気がつくとミリアはアパートを出ていた。 どこに行ったらよいのかなんてわからなかったけれど、ただ、雄平の顔が見たくなった。 優しく頭を撫でてほしかった───────