(ここ・・どこ?) 目を覚ましたミリアは身体を起こして辺りを見渡す。 どこかの部屋のようだが、何故自分がこんな所にいるのかまるでわからない。 (部屋というか・・小屋?・・納屋かしら?) 「大丈夫?」 突然誰かに肩を触られ、ミリアはその手を払いのけた。 「無礼者!!」 叩かれた本人は驚いた様にはたかれた自分の手を見つめている。