<・・・1・・・・> 「あ・・・い、いやああああああああぁぁ!!!」 宇宙船は無情にも発進した。 ミリアの叫び声だけが虚しくコックピット内に響きわたっていた・・・・ この時ミリアは若干9歳。 背負うにはあまりにも過酷な運命であった。