『あなた!この子生きてるわ!!』 それは国王夫妻であった。 二人はシモンを確認するとその怪我の酷さに息を呑む。 『こんな・・小さな子まで・・』 このまま放っておけばこの少年は間違いなく死ぬ。 例えここで手当てをしても、こんな幼い少年が一人で生きていけるとも思えない。 王はシモンを馬にのせ、連れて帰る事にした。