俺の命をやるから・・頼むから逝かないでくれ・・・ さつき・・・ さつき・・・!! ピクッ・・握っていたさつきの手が微かに震えた気がした。 「・・・さつき?」 気の所為かと思いながらも、さつきの頬に、瞼に触れてみた。 僅かに震える感触が手に伝わる。 「さつき?・・さつき!?」 さつきは一生懸命生きようとしている・・・ 雄平は懸命にさつきの名を呼んだ。 さつき・・還ってこい・・! さつき・・!!