「さつき・・・」
さつきは死んだように眠っている。
雄平はさつきの左手を両手で包む様に握り自分の額につけた。
雄平は自分のとってきた行動が正しったのか分からなくなっていた。
自分は、ミリアを護る為に覚悟はしていたつもりだ。
だけどさつきまで巻き込んでしまうなんて・・
「・・俺の所為だ」
俺の・・・!!
さつきはずっと、俺を探してたんだ・・
さつきの最後の瞳が脳裏を離れない。
知らずさつきの手を握る雄平の手には力が込められていたが、さつきが痛みを訴える事はなかった。
さつき・・・
頼む・・還ってきてくれ・・・・。


