三人がホッとしたその時、雄平の瞳に一人の少女の姿が見えた。 こちらに気がついた少女は持っていた傘を落として、目を丸くしている。 「・・さつ・・き?」 雄平が呟くのと少女が走り出すのはほぼ同時だった。 「・・っ、雄平!!」 だが雄平の目に映ったのはさつきだけではなかった。 さつきの後方からはアトラス兵が迫っている。 「だめだ!さつき来るな!!」 少女をミリア達の仲間だと認識したアトラス兵は銃口を少女に向けていた。 「さつき────────っ!!!!!」 雄平の声だけが虚しく響いていた。