「兄貴!ミリア!!」 比呂は焼け落ちたアパートに近づこうとするが、炎と粉塵と煙りで近ずづく事すら出来ない。 「・・・くそっ」 それでも必死に、炎に包まれたアパートに目をやって二人の姿を探そうとするがその姿を確認する事は出来なかった。 瓦礫の下敷きになってしまったのか・・・ 比呂の脳裏に最悪が過る。 でもそんな事は信じられない。 信じる事など出来るはずもなかった。