恋せよ、乙女!!

二人が話しだそうとしたとき、HRを知らせるチャイムが鳴り、同時に先生が教室へ入ってきた。



「続きは後でね☆」



去り際に冬子がテンション高めに言って自分の席へ行った。



私はそんな冬子の言葉を聞いてないほど、眠気と戦っていた―――。










キーンコーン、カーンコーン………



午前の授業の終わりのチャイムが鳴った。


授業なんてぜんぜん頭に入るはずもなく……


ここまで起きてることが奇跡と言うしかなかった。


冬子と亜希がお弁当を持って私の席へやって来た。


「桜、食欲ある?」



「んー、なんとか」



食欲だけはあるんだと、心の中で自分にツッコミを入れてしまう。