「壱夜のランクはEだよな?その後のマイナスって何だ?」
「ランクはアルファベットの後ろにプラスとマイナスを加えて更に詳しく分類するんだよ。より上のランクに近い場合がプラス、逆がマイナスって感じで。E-は無条件でもらえるランクだから一番弱いってことになるね」
心優は壱夜の方を見て、見下す様に笑みを浮かべた。
「おい、心優ッ!俺に喧嘩売ってんのか!?」
「あーら、そう聞こえたんならごめんなさーい。でも、魔法であたしに勝てると思わないでねッ♪」
にこりと笑う心優の手には学生証が握られていて、その属性/ランクの欄には『水・氷/D-』と記されている。
「あ、気になってたんだけど、属性って一種類だけじゃないのか?」
「基本的には一種類だが稀に二種類以上の属性を扱える者も居る」
「あたしみたいにねッ!」
心優が莉人にウィンクする。
「嫌味か?俺へ対する嫌味なのか!?」
その隣で壱夜が興奮して拳を震わせていた。
「ランクはアルファベットの後ろにプラスとマイナスを加えて更に詳しく分類するんだよ。より上のランクに近い場合がプラス、逆がマイナスって感じで。E-は無条件でもらえるランクだから一番弱いってことになるね」
心優は壱夜の方を見て、見下す様に笑みを浮かべた。
「おい、心優ッ!俺に喧嘩売ってんのか!?」
「あーら、そう聞こえたんならごめんなさーい。でも、魔法であたしに勝てると思わないでねッ♪」
にこりと笑う心優の手には学生証が握られていて、その属性/ランクの欄には『水・氷/D-』と記されている。
「あ、気になってたんだけど、属性って一種類だけじゃないのか?」
「基本的には一種類だが稀に二種類以上の属性を扱える者も居る」
「あたしみたいにねッ!」
心優が莉人にウィンクする。
「嫌味か?俺へ対する嫌味なのか!?」
その隣で壱夜が興奮して拳を震わせていた。


