扉の奥は六畳ほどの小さな部屋だった。
「……何もないな……」
寂しいくらいに何もない部屋に莉人は落胆していた。
「魔法が切れてるだけですよ」
「え?」
言葉の意味が理解できず首を捻っている莉人の横を紗奈が通り過ぎる。
部屋に足を踏み入れた紗奈は、右側の壁に手を翳した。直後、その壁の一部が輝きだした。
よく見るとその光は何かの模様のようだ。
「これは?」
莉人が壁に歩み寄り、尋ねた。
『法属性の魔法陣だし』
「……ええ、そうです。部屋全体に法属性の魔法をかける魔法陣です」
紗奈はレオが先に答えたことに驚きながらも更に説明を加えた。
「魔法陣は完成しているので、魔力を込めるだけで発動しますよ」
『リヒト疑ってたし、やってみるといいし』
レオに促され、莉人は恐る恐る魔法陣に触れた。
「ッ!!」
触れた瞬間光が輝きを増した。その眩しさに思わず目を瞑る。
何かが流れていくような不思議な感覚が身体を支配する。
「……すごいわ……」
紗奈の声で現実に戻された。
「……何もないな……」
寂しいくらいに何もない部屋に莉人は落胆していた。
「魔法が切れてるだけですよ」
「え?」
言葉の意味が理解できず首を捻っている莉人の横を紗奈が通り過ぎる。
部屋に足を踏み入れた紗奈は、右側の壁に手を翳した。直後、その壁の一部が輝きだした。
よく見るとその光は何かの模様のようだ。
「これは?」
莉人が壁に歩み寄り、尋ねた。
『法属性の魔法陣だし』
「……ええ、そうです。部屋全体に法属性の魔法をかける魔法陣です」
紗奈はレオが先に答えたことに驚きながらも更に説明を加えた。
「魔法陣は完成しているので、魔力を込めるだけで発動しますよ」
『リヒト疑ってたし、やってみるといいし』
レオに促され、莉人は恐る恐る魔法陣に触れた。
「ッ!!」
触れた瞬間光が輝きを増した。その眩しさに思わず目を瞑る。
何かが流れていくような不思議な感覚が身体を支配する。
「……すごいわ……」
紗奈の声で現実に戻された。


