「そっかぁ。分かった。」


そう言って男の子はあたしの目の前から去っていく。




ごめんね、そこの男の子。



あたしはこの学校の誰とも付き合う気はないんだ。



好きじゃない人とは付き合えない。




なんて言ってたら、あたしは一生誰とも付き合えないかもなぁ。




だって、





あたしのスキな人は





トップアイドルだから。