反撃はあるだろうと思っていたが、ここまで鋭い反撃がくるとは思わなかった。
体をひねって避けたはずだが、左腕にダメージを喰らってしまった。
「ぐっ!」
片膝をつくデイル。その中、視界が晴れセイレーンが現れた。その顔には傷がついていて、かなり激怒していることがその表情から読みとれた。
「よ、よくも私の顔に傷をつけてくれましたね。もう、お遊びはお終いです。さっさと逝っちゃいなさい!」
怒りのためか、本当の力なのかは判らないが、セイレーンが放つ雰囲気がガラリと変わった。
(ま、まずいなぁ)
次にくるであろう攻撃を受けるため防御したいが、先程の魔法で体がまともに動かない。二撃目が無い理由はこのためである。そして、武器もボロボロになっていた。
力を開放したセイレーンは先程と同じ様に右手を眼前に構えた。
(くっ!ここまでか…)
くるであろう衝撃に備え顔を伏せたデイル。そして次の瞬間、先程の攻撃以上の衝撃波がデイル達に襲いかかってきた。
体をひねって避けたはずだが、左腕にダメージを喰らってしまった。
「ぐっ!」
片膝をつくデイル。その中、視界が晴れセイレーンが現れた。その顔には傷がついていて、かなり激怒していることがその表情から読みとれた。
「よ、よくも私の顔に傷をつけてくれましたね。もう、お遊びはお終いです。さっさと逝っちゃいなさい!」
怒りのためか、本当の力なのかは判らないが、セイレーンが放つ雰囲気がガラリと変わった。
(ま、まずいなぁ)
次にくるであろう攻撃を受けるため防御したいが、先程の魔法で体がまともに動かない。二撃目が無い理由はこのためである。そして、武器もボロボロになっていた。
力を開放したセイレーンは先程と同じ様に右手を眼前に構えた。
(くっ!ここまでか…)
くるであろう衝撃に備え顔を伏せたデイル。そして次の瞬間、先程の攻撃以上の衝撃波がデイル達に襲いかかってきた。