男の掛け声で次々と新たな浪士達が私の周りを囲んだ。
どうやら先程の連中とはまた別の仲間を既に待機させていたらしい。
「やれやれ…私一人に随分な大人数を用意したようだな」
「てめぇは剣の腕が立つみてぇだったからな。念には念を入れただけよ」
確かに剣には自信があるけれど、この人数相手ではいくら私でも只では済まないだろう。
敵の数は十人ほど。
だけど、ここで殺されるつもりもない。
「……来い、外道」
人通りのない道で激しい剣撃が繰り返される。
私はただひたすらに襲いかかってくる浪士達を斬り捨てていった。

