「ありがとう平助」 ――その日の夜。 私は今日起こった出来事を頭の中で整理してみた。 (なんだか妙なことになってしまったな) まさか自分が新撰組に身を置くことになるとは思ってもみなかったので、不思議な気持ちだった。 正体がバレてしまわないか、怖くないと言えば嘘になる。 布団の中に入ってはいるものの眠れそうにない。 なかなか寝つけずに何度も寝返りを打っていると、先に眠ったはずの沖田さんに話しかけられた。