実際、松本先生にもそう言われていた。
空気の綺麗なところで療養するべきだと。
けれど僕が新撰組を離れるなんてできるはずがない。
僕の生きる意味はいつだって剣と共にある。
……それに今は少しでも長く神楽と一緒にいたい。
「ないですね」
「労咳は有名な死病ですよ?」
僕は命というものに対してあまり頓着しない質なのだと思う。
このご時世だしね。
ましてや新撰組に身を置いているというのに布団の中で死にたいだなんて思っていない。
「それでも僕は自分で決めた道を最後まで貫き通します」
「あなたの行く道に興味なんてないですけど、神楽を悲しませたら殺しますよ」

