5階からスタスタ一人で降りて、1階の視聴覚へと向かった。すると途中…
「あっ、坂本ー。」
下駄箱のところであたしは呼び止められた。
誰だと思って、ヒョイと下駄箱の方を見ると、同じクラスの男子が3人たむろしていた。
あたしのあまり話さないメンバーだったけど、何となく呼ばれたからあたしは3人に近づいた。
「何ー?」
「お前藤田と別れたん?」
真斗…藤田くんの名前を聞くのは、本当は嫌だったのに、
呼び出してまで聞かされるなんてほんとついてないな。
「うん…別れた。」
「まぢで別れたん?!」
「もうその話せんとってや。」
「あーごめん。」
え、話ってそれだけなん?
「…んじゃ。」
と、あたしはその場を離れようと3人に背を向けた。その時…
「坂本!」
名前を叫ばれたら振り向かざるを得ない状況になるじゃん。と思いながら声の主を確かめた。
さっきの3人の中の一人で、名前は「古刈雄志(こがい ゆうし)」。
背が高くて、サッカー部に入ってて、あとは…クラストップ3に入る人。
「どしたん?」
「メアド教えてや。」
「えっ?!」
いやこの流れでアドレス交換するん?!ちょっとビックリやわ((笑
「いいよ~、んじゃ赤外線で☆」
「ありがとー。」
こうして赤外線でアドレスを交換し、古刈とメル友になった。
「ありがとー!」
古刈はなかなかの笑顔でそう言って、あとの2人ととっとと部活へと急いだ。
この時あたしの瞳には、古刈の事がどんな姿で映っていたかな...
「あっ、坂本ー。」
下駄箱のところであたしは呼び止められた。
誰だと思って、ヒョイと下駄箱の方を見ると、同じクラスの男子が3人たむろしていた。
あたしのあまり話さないメンバーだったけど、何となく呼ばれたからあたしは3人に近づいた。
「何ー?」
「お前藤田と別れたん?」
真斗…藤田くんの名前を聞くのは、本当は嫌だったのに、
呼び出してまで聞かされるなんてほんとついてないな。
「うん…別れた。」
「まぢで別れたん?!」
「もうその話せんとってや。」
「あーごめん。」
え、話ってそれだけなん?
「…んじゃ。」
と、あたしはその場を離れようと3人に背を向けた。その時…
「坂本!」
名前を叫ばれたら振り向かざるを得ない状況になるじゃん。と思いながら声の主を確かめた。
さっきの3人の中の一人で、名前は「古刈雄志(こがい ゆうし)」。
背が高くて、サッカー部に入ってて、あとは…クラストップ3に入る人。
「どしたん?」
「メアド教えてや。」
「えっ?!」
いやこの流れでアドレス交換するん?!ちょっとビックリやわ((笑
「いいよ~、んじゃ赤外線で☆」
「ありがとー。」
こうして赤外線でアドレスを交換し、古刈とメル友になった。
「ありがとー!」
古刈はなかなかの笑顔でそう言って、あとの2人ととっとと部活へと急いだ。
この時あたしの瞳には、古刈の事がどんな姿で映っていたかな...
