「おまたーって…何んだよ!!この重い空気…」

「ぅわーおいしそーぢゃん♪いっただきまーす!!」

「いただきます!!…うまいっス」

「んーうまい!!さっすが兄貴♪」

「おぉ!!そうかそうか…なら良かった!!…で?何で結愛と翔は一緒にいるんだ?」

やべっ…忘れてた…

アタシと翔はあわてて話すと…

「ふーん…でさぁ…何でお前は夜遅くに繁華街で酒飲んでんだよ!!」

やべー兄貴にスイッチが入った…

「何よ!!悪い?そんなんアタシの勝手でしょ?アタシだって独りになりたい事だってあんの!!兄貴には関係ないから!!」

「関係あんだろーが!!」

「何が?」

「少しは結斗の気持ち考えてやれよ!!今日だって結斗お前と出掛けるの楽しみにしてお前が帰ってくんのをずっと待ってたんだぞ?」

「兄貴はなんもわかってない…結斗の事もアタシの事も」

「意味わかんねぇー」

「いつも保育園から帰るとねお母さんが…今日はどんなお勉強をした?テストは何点だった?英会話教室では何を話せた?そんなことばっかり…ばあばって呼ぶと結斗を思いっきり睨んで…お行儀が悪い…おばあ様と呼びなさい?ぢゃないと結愛と会えなくするわよ?って…」

「大地さんも結愛もその辺にしないと…結斗おきちゃいます!!」