それから1年。

琴音は歯科衛生士になる。

仕事が忙しい中、昼休みに近くのレストランへ食べに行くのが楽しみだった。

と、ある時、サイフには子供の字が書かれた、五千円札しかない事に気付く。

琴音『うそぉ〜!どぉしよぉ!もぉ……しょうがないかぁ!(泣)五千円でお願いします。』

…『え!?えぇぇぇ!!?うそぉ!!』

琴音『らくがきあってごめんなさぁぁぁぁい(泣)』

…『違うんだ。これ俺が書いたんだ。小さい頃にさ!(笑)懐かしすぎる(笑)
ちなみにすずきしゅうとです(笑)
ここでずっとサービスマンしてきたんだ!』

琴音『え!?嘘でしょ?』

秀『本当だょ(笑)良く今ここで使ったね。(笑)』

琴音『違うの!1年も使わずに取ってあったんだ。大事に!』

秀『へぇ(笑)すごいなぁ(笑)』

…と、2人は出会った。

琴音は次の日からもちょくちょく秀人に逢いにランチを食べに行く様になる。

その後、2人はレストラン以外でも遊ぶ様になり、付き合い、結婚までの映像が映し出された。