式が始まり、
秀人と琴音の幼い頃からの友人、社会に出てからの友人、上司、部下、様々な人が来客した。
式を終え、披露宴。
相変わらず英はお酒にぼっとうし、嫁さんに大迷惑をかけていた(笑)。

賑わい始めた頃、2人の出会いの映画が上映される事になった。
この出会いの事はまだ誰にも話してはいなかった。
この偶然が、はたからすれば信用されないと、2人は思っていたからだ…。

「これょり、2人の出会い『五千円札の思い』を上映いたします。ゆっくりとご覧ください。」

英『秀!そんな話聞いた事ないぞ!(酔)さっさと見せろ!』

嫁さん『だまんなバカ!』  「ゴンッ!」

英『痛ッ(泣)』

垂れ幕が開いた。