「へぇ〜よかったねぇ〜」 少しも興味をしめしてくれない。 「その人1年生だったよ!青いネクタイだった!!男の子!!!」 「え、まじ?」 かなり興味を示してきたお姉ちゃん。 「焦げ茶の髪で色白で黒い太縁のメガネでね!!清潔そうな人だったの〜!!」 「…そいつ、あたしのクラスの奴かも!!」 お姉ちゃんがカチカチとケータイをいじりはじめた。 「この人じゃない!?」