メロンパンを食べ終えたあたしは、カフェオレを飲みながら意味なくブランコをこいでいた。 キコキコと揺れる2つの影。 「ねぇ、葵」 日向が口を開いた。 「な、何?」 「葵のお母さん達、今うちにいるんだ」 「うん、知ってる」 「一人にさせちゃって、ごめんな?」 「べっ、別に…大丈夫…」 どうしても優を意識してしまうあたし。 だって似過ぎなんだよ。 その優しさが。