「……」 天沢さん、いい人だったな。 少し心が軽くなった。 「…それにしても、お母さん達遅いなぁ」 あたしはリビングの窓から隣の家を見た。 優んちにやってたように。 電気に照らされたカーテンに、何人かのシルエットが映った。 (…お母さん達、天沢さんちと喋ってるのかな) 時計を見ると、もう20時だった。 いい加減お腹すいた。 「…何か作るか…」 冷蔵庫を開ける。 しかし、今日に限ってまともな食材が入っていなかった。 「……はぁ……」 …コンビニまで歩く事にした。