「あっ…香村先輩。」





「えっ?」





圭吾の指差す方を見る。






香村昴が一人で校門を出る姿が目に映った。






するとあたしは…





「あっちょ!弥生どこいくねん!」





勝手に足が動いてた。





香村昴の元へと…