「ちょ離してや!!作業…がっ…」





抱きしめる腕の力がだんだん強くなっていくのが分かる。






必死で離れようとするものの圭吾は離れようとしない。






でもなんでやろう。





圭吾にもドキドキしてしまった自分がいた。






「アホちゃん?!離して!わー!!わーーーー!!!わーーーー!!」




「ちょうるさいって!!ごめんって!!」





うちが叫びまくったらやっと離してくれた。





「好きなってもてんて!!それだけの事やと思って許して?!」






はあああああ????





好きですと?意味分からん意味分からん。





「なんなんよ…急に抱き締めてさ!!」