正夢姫

ある日紗由は俺に会いたいと言った。



紗由は東京に住んでいる。
俺は奈良県…。



「無理や、会えへん」
そんな考えが頭をよぎった。
俺はなんとか小遣いの範囲で東京にいく方法をインターネットでしらべた。


一番安い夜行バスで往復8000円。
いける!と思った。


しかし、問題は時間だったのだ。
受験生の俺には残された時間は少なく、休日も補習がある。
紗由と会うのは残念ながら諦めるしかなくなった。


「紗由に会いたい」
強く願った。


なぜかは分からないが彼女に会いたかった。



そこから俺は気づいていくのだ紗由への気持ちに…。