だからと言って、私はいじめられている事を何も気にしていない。 だって、私は 学校で勉強だけ出来ればいいと思っているから。 朝食を済ませ、いつもの様に家を出て学校へ向かった。 教室に、着くまで誰とも話したり挨拶を交わさなかった。 唯一、挨拶をしたのは 毎朝、校門に立っている生徒指導の先生に挨拶をされて、会釈をしたくらいだ。 教室に入ると、みんなの冷たい視線が私に集中した。 私は、その中自分の席についた。