「ただ、本当にお前、
 おもしれーなって
 思っただけ。


 っあ!!
 1つ、教えてやるよ。」


(あんたに教わる事なんか
 ない…。)


「お前が、俺とこうして
 話せるのって、
 奇跡に近かいからな。

 
 ていうか、奇跡だ。」


「っは?
 こんなのが奇跡なんて
 
 ありえない。」


「だから、
 俺達、生徒会のメンバー
 は…

 親が学校にお金を
 寄付してる。

 そういう、やつらだ。

 それに、俺達は
 生徒会室からあんま
 出ねえから…

 出たら出たらで、
 一気に女に取り囲まれる
 からなぁ…」


(へぇ~… すごいんだぁ…)