マスターだけだよ…。



 なんでも、聞いてくれる。



「千夏ちゃん、いつでもおいで。待ってるからさ。また、アイスカフェオレ飲みにおいで。今度はおいしいレアチーズケーキ作って待ってるからさ」



 マスターはにこっと笑って、そう言った。



 マスターの言葉を信じる。



 きっと、また来る。



「ありがとう、マスター」