なぜだか‥‥。

あ‥陽虎と付き合うことになった‥。

まぁ、嬉しいんだけどね!!

そして、陽虎に聞かれた。

『なんで友達作んねぇの?たまに悲しそうな顔すんの?』

って―‥。

正直びっくりした‥。

あたしの気持ちをわかってくれる人なんて、いないと思ってたから‥。

陽虎を見ると、申し訳なさそうな顔してた‥。

陽虎も考えた上で聞いたんだって思った。

だから、あたしは陽虎に話すことにした‥。

陽虎なら大丈夫だって、受け止めてくれるって、思ったから‥。

根拠なんてなかったのに、なぜかそう思えた。

「あのね―――‥」

あたしは、あの事件のことを話し出した‥。