そんなこともありながら、あたしの当番はおわり。 今からミスコンだしね。 「美龍ちゃん!!」 「ん?」 あたしを呼んだのは、同じクラスの‥‥ 「あたし、舟山夏恋[フナヤマカレン]。」 そうそう。舟山夏恋。 「んで、あたしに何か?」 「あ、うん。 美龍ちゃんのコーディネートとメイクを任されたの。」 「‥なんのため?」 「ミスコンだよ。」 「あぁ。あたしよくわかんなかったからよろしく。」 「任せて!!可愛くしてあげる。」