初めて会ったその瞬間に私の心は彼に魅せられた。


彼はいつも私を違う世界に連れて行ってくれる。

その代償に私は彼に身体をひらく。



彼は私に女である喜びを教えてくれた。


殿川杏14歳。
私と彼の物語。


私は今日もまた彼の後ろをついていく。


そして彼を全身で愛するの。


でもきっと彼は、今日も私の上で晩御飯のメニューを考えるのでしょう。


私と彼が果てた頃

どこかで誰かが笑うのです。