欲望チェリ-止まらない心

――食後








ひー君とあたしの部屋でまったりする事になった。


「三咲の部屋、久しぶりだね」


ピンクと白で統一してあるあたしの部屋。


ひー君はベッドを背もたれに、薄ピンクの絨毯に腰を落とした。


「そうだね、あたしが高校に入ってからはないよね?」


あたしもベッドを背もたれに、ひー君の隣に腰を落とした。


ひー君…大好き…


さっきの余韻が残っているあたしは、甘い気分でひー君の肩に頭をすり寄せた。



「三咲は猫みたいだね」


ひー君はあたしの頭を一度撫でると


カバンから何かの資料を取り出した。


「明日、生徒会なんだ。ちょっと確認して良い?」


「うん!もちろんだよ!」


ひー君は微笑むと、資料に目を通しだした。