「―――…なんてね」
………え?
ふ、とひー君の瞳に優しさが戻った。
「やっぱり三咲は無理してる」
「っ!」
ギシっとベッドをならして、ひー君はあたしの上から退いた。
「ちが…びっくりしただけなの!」
「そうは見えなかったよ」
「!!」
「…もう帰りなよ」
ベッドに座ったまま、ひー君はあたしを見ない。
ひー君はごほ…ッと咳をした。
…なんで?
どうしたら信じてもらえるの?
あたしは本当にひー君を…
「ひー君…」
ギシ…と、あたしはひー君の肩に腕を回した。
恥ずかしさも全て捨てて。
そのままひー君の足を跨ぐように、ひー君の上に座った。
「…え?三咲?」
ひー君は驚いた目で、あたしを見てる。
ねぇ、ひー君。
あたし本気だよ?
「ひー君の傍にいさせて…」
あたしはそのまま、ひー君の唇にキスをした。



