―――翌日
休み時間、あたしは廊下側の席に固まっている萌菜ちゃんたちの元へ向かった。
3人は机を囲んで雑誌を見ている。
「みんな」
あたしの声に3人は顔をあげた。
「みんな、昨日は来なくて正解だったよ!」
あたしは力強く言った。
「え?なんで?」
萌菜ちゃんが首を傾げる。
「なんかあれ、危ないバイトだったみたいだよ!え…援助交際みたいな…」
あたしは萌菜ちゃんの隣の空いた席に腰を落としながら
興奮ぎみに伝えるが、最後の方は声を潜めた。
「も…萌菜ちゃんのお姉さんの紹介だったけど…お姉さんも騙されてるんじゃないかな?!」
萌菜ちゃんの気分を害さないように付け加える。
「…………」
萌菜ちゃんたちはあたしの発言がショックだったのか、黙って3人で顔を見合わせた。
そりゃ、そうだよね。
あたしもショックだったもん。
怪しいとは思ってたけどお姉さんの紹介だし…
まさか援交だったなんて思えないよね。
休み時間、あたしは廊下側の席に固まっている萌菜ちゃんたちの元へ向かった。
3人は机を囲んで雑誌を見ている。
「みんな」
あたしの声に3人は顔をあげた。
「みんな、昨日は来なくて正解だったよ!」
あたしは力強く言った。
「え?なんで?」
萌菜ちゃんが首を傾げる。
「なんかあれ、危ないバイトだったみたいだよ!え…援助交際みたいな…」
あたしは萌菜ちゃんの隣の空いた席に腰を落としながら
興奮ぎみに伝えるが、最後の方は声を潜めた。
「も…萌菜ちゃんのお姉さんの紹介だったけど…お姉さんも騙されてるんじゃないかな?!」
萌菜ちゃんの気分を害さないように付け加える。
「…………」
萌菜ちゃんたちはあたしの発言がショックだったのか、黙って3人で顔を見合わせた。
そりゃ、そうだよね。
あたしもショックだったもん。
怪しいとは思ってたけどお姉さんの紹介だし…
まさか援交だったなんて思えないよね。