「三咲、どうしたの?」 「……え?」 「いや、ボーっとしてたから」 「あ……」 あたしが我に帰ると、ひー君は首をかしげてあたしを見ていた。 「あ、ううん!違うよ!何食べようか考えてたの!」 「………ほんと?」 「うん!ほんとだよ!」 「…………」 ひー君はふっと笑った。 「そっか」 そしてあたし達は屋台で食べ歩きを始めた。