案の定、矢嶌紅は次にあたしの資料をちらりと見た。
あたしの肩がびくっとなる。
やばいよ…
あたしの仕事はまだ半分も終わってない。
こんなんじゃ…手伝うどころか足手まといだ。
「す…みません…まだこれだけしか出来てません…」
あたしは小さく言った。
「ごめんなさぃ…」
迷惑はかけれない。
残りは持ち帰ってやろう…
しかし、矢嶌紅はあたしの資料に手を伸ばした。
「別に謝らなくていいし」
―――え?
矢嶌紅はあたしの未完成の資料を取ると、それをやりだした。
「あ、あの…え…?」
戸惑うあたしに矢嶌紅は手を動かし続ける。
「お前は先帰れ」
「え?でも…」
そんなあたしに
矢嶌紅は無表情のまま、あたしを見ると
あたしの仕上げた資料をピラリとつまんだ。
「ありがとう」
「!」
そして矢嶌紅はまた静かに書類に目を戻した。
「…………」
え??
意外な一言に動けないあたし。
ありがとう??
え???
そんな風に、いつまでも動かないあたしに
彼は顔をあげた。
「早く帰れって」
あたしの肩がびくっとなる。
やばいよ…
あたしの仕事はまだ半分も終わってない。
こんなんじゃ…手伝うどころか足手まといだ。
「す…みません…まだこれだけしか出来てません…」
あたしは小さく言った。
「ごめんなさぃ…」
迷惑はかけれない。
残りは持ち帰ってやろう…
しかし、矢嶌紅はあたしの資料に手を伸ばした。
「別に謝らなくていいし」
―――え?
矢嶌紅はあたしの未完成の資料を取ると、それをやりだした。
「あ、あの…え…?」
戸惑うあたしに矢嶌紅は手を動かし続ける。
「お前は先帰れ」
「え?でも…」
そんなあたしに
矢嶌紅は無表情のまま、あたしを見ると
あたしの仕上げた資料をピラリとつまんだ。
「ありがとう」
「!」
そして矢嶌紅はまた静かに書類に目を戻した。
「…………」
え??
意外な一言に動けないあたし。
ありがとう??
え???
そんな風に、いつまでも動かないあたしに
彼は顔をあげた。
「早く帰れって」



