欲望チェリ-止まらない心

「わかった…」


あたしはスカートの裾を握った。


「全部やるね?」


声が震える。


だけど、あたしは無理やり明るく振る舞った。


「みんな見てて?あたし頑張るから!」


あたしが全部こなしてみせたら…


そしたら少しは認めてくれるよね?


口先だけの、偽善者じゃなくなるかな?










しかし


あたしの言葉に萌菜ちゃんは鼻で笑う。


「は?なんでうちらが三咲を見てなきゃなんないの?めんどくさい」


「あはは、意味わかんね~。まぢウケるわ」


希美ちゃんも笑った。


「ッ………」



「じゃ、ヨロシク」


そして萌菜ちゃんが手をヒラヒラさせると、3人はまた雑誌に目を向けた。