って…

「んな事納得出来るかぁ!!」

机をバンッ、と叩き勢い良く立ち上がった私は
例の如く、机に突っ伏しかけてる黒田光太郎に当たり前の猛抗議。

「………」

をしたはずなんだけど、突っ伏しかけてた頭は完全に突っ伏して顔はもう腕に埋もれてる。

え?何?放置?
コイツ何?…コノヤロー…

「黒田ぁぁぁぁっ!!」

職員会議で自習中のざわついた教室内が、シンとしてクラスメイトの全ての視線をひしひしと感じながらも止まらなかった。

「起きろ、黒田ぁぁあ!!」

黒田光太郎の黒髪に怒鳴り付けるように言ったのが、やっと耳に届いたのか

「…何」

腕から少しだけ、明らかウザそうな顔を私に向けた。

ちょ、マジでコイツ何?!
素で腹立つんですけど!!

後で食べようと大事に残しといたアイスを知らぬ間に誰かに食われた時並に腹立つんですけど!!

「何じゃないでしょうよ!!アンタ私の話聞いてんの?!」