留「嫌なのはわかって…ってありゃ?今、婚姻届けって言った?」
未「言った。あたしはアンタの言う通りにする。だから、あたしの夢を約束通り叶えて」
男はたくさん頷いた。
笑いながらだったから、不覚にも可愛く思えた。
未「結婚するけど、大切にしたい人って彼女?」
留「いや…。俺の命の恩人」
未「どんな人?」
留「俺が唯一、好きになりかけた女」
未「好きになりかけたって…何で好きにならんかったが?」
留「1年間の結婚生活。無事済むといいな」
未「話反らすなよー」
パンッ。
手を上げられたので、ノリでハイタッチなんかした。

