瑛「ウチのがある」
そう言って
莉音があたしに体操服を押し付けた
莉「始まる前に早くっ!」
何もわからないまま
とにかく、体操服に着替えた
芽「未華~!」
芽翔が走ってきた
未「めるっ…」
名前を最後まで
呼ぶことなく
腕を引っ張られ
列に並ばされた
その列は男女ばかりで…
留「おいっ!芽…」
留萌と目があった
最近、黒髪に戻した留萌は
前髪がちょんまげhairで
不覚にも胸がズキュンとした
芽翔が留萌をあたしの
横に連れてきた
芽「一位になったらイイ事あるよ~」
未「イイ事って?」
留「一位になるって何が?」
芽「とにかく!頑張って~」
芽翔は立ち去った
留「意味わかんね~」
あたしは隣で頷く
留「俺、やんね~から」
未「留萌でも…」
留萌がどこかに行こうとした所で
「今さら棄権はナシです。ホラ、並んでくださいっ!」

