「留萌はそれを一ミリも疑わず信じきっています。ですが、アイツは男と住んでいます。体は丈夫ですが、働いてないだけです。留萌はアイツをちゃんとした施設にいれる為に私の会社を継ごうとしています。それと、病気のあの子に立派な姿を見せたくて…」
あたしの知らない留萌が
たくさんわかった
けど、次元が違った
留萌の過去は真っ暗闇で
あたしには留萌が見えなかった
留萌に近づく事が
怖くてできない
「無理をさせてすいません。本当は気づいています。留萌と普通の結婚をしたのではないということ。もう無理をしなくて構いません。アナタを巻き込んでしまい申し訳ございません。留萌と離婚して結構です」
未「どうして…あたしと結婚することを留萌に強く勧めたんですか?」
「留萌が初めて家にいれた女性でした。私が病気のあの子以来に見た留萌の隣に相応しいと思った女性でした。私には留萌の花嫁はアナタしか無理だと思いました。アナタなら留萌をまた笑わせてくれると思いました」
未「お話は以上ですか?」
「はい」
未「失礼します」
あたしは足早にその場から去った

