Rose of blood *short story*

『母子共に今日も問題ありません。リオ様とルナ様は今日もとても元気ですね』

「良かった。毎日来て下さって本当にありがとう」

『いいえ、とんでもありません』



男の子がリオで女の子にはルナという名前を付けた。


リオは川という意味で、穏やかで激しい川のように感情豊かに、そして寛大な心になるようにという願いを込めた。


ルナは月という意味で、月の様に神秘的で美しく、そしてどんな闇にも負けず光輝き闇を照らす存在になるようにという願いを込めた。



『お二人がどの様に成長されるのかとても楽しみですね』



そう言う先生の顔はやっぱりどこか暗い顔をしているように感じた。



「何かあったの?」

『…後任が決まり次第、私はお城の専医を辞職することに致しました』

「そんな…」