Rose of blood *short story*

『ローズッッ!!』



シエルは急いで駆けつけてくれたようで、息を切らしながらすぐに手を握ってくれた。



「ッッシッエ…ル……ッッ」

『大丈夫、そばにいるよ』



痛くてシエルと繋いでいる手にどんどん力が入る。


それでもシエルはしっかりと手を握っていてくれる。


痛くて、辛くて涙が流れ落ちる。


シエルは優しく涙を拭ってくれる。



「先ッッ生……ま…だ……なッの!?」

『まだ時間がかかりそうです。もう少し頑張って下さい』



先生の言葉に意識が遠くなりそうになる。


この痛みとどのくらい戦わなければいけないの…。