Rose of blood *short story*

すぐに先生が駆けつけてくれて、私はベッドに寝かされた。



『ローズ様、呼吸の仕方は覚えておいでですね?』



私は先生の言葉に頷くことしかできなかった。



『お辛いでしょうが、ゆっくり呼吸をして下さい』



一生懸命教えてもらった通りに呼吸をするが、痛すぎて呼吸法があっているか自分では分からない。



「シッッエ…ル……はッ………」

「先生…」

『シエル様をお部屋にお連れして下さい』

「はいッッ!!」



ラキがシエルを呼びに行ってくれたようだ。


先生やラキ、みんながついていてくれているけど、初めての出産で不安でしょうがなかった。


シエルにそばにいてほしかった。