「…散歩です。引っ越してきたばっかだからどんなお店があるか知りたくて」


弥生ちゃんは淡々と答えた


「散歩…か…散歩いいけど、こんな時間に一人じゃ危ないよ?」


「大丈夫です。私みたいなただの中学生なんか誰も興味ありませんよ」


いやいやいや!

弥生ちゃん、かなり美少女だから!
危ないから!


「世の中には変なおじさんいっぱいいるんだよ。
弥生ちゃんみたいな可愛い子が歩いてたら危険だって!
お父さんとお母さん心配してるでしょ?帰りな」