*初恋③* ~☆梨紗のFirst Love☆~

一:「梨紗の泣きそうな顔でどうなるのかが見たかっただけなんだ。」


パシッ


梨紗は一磨の頬を軽く叩いた


一:「つか、最初っから電話してないから。ただの演技。」


梨:「サイテー。」

梨紗は一磨をキッと睨んだ


一:「ゴメンな、梨紗。」


梨:「許さないから。よりも戻さない。」


一:「え…。」


梨:「信じられない。どうせまたうちが一磨君の気に障ることしたら離れるんでしょ?
…いらないって言うんでしょ?」


一:「り…さ……。」


梨:「一磨君にはわからないよ、うちの気持ちなんか。一生懸かっても。」


一:「どういうことだ?」


梨:「…信じたくても何回も踏みにじられたら誰が信じるの?

ずっと会いたかった人に会って、面と向かっていらないって言われたことある?好きな人からも言われてさ、うちの存在する意味って何なんだよ(苦笑)」


一:「梨紗、存在する意味はある。梨紗に助けられた人がいるんだから。」


梨:「一磨君にとって会計以外でうちが存在する意味って何?」