「あれ?蓮。何してんの?」 げた箱に、蓮が気だるそうに寄りかかっている。 「待ってた。乗ってく?」 「うん!」 なんか、柄にもなく喜んでる私がいる。 待っててくれてたなんて、予想外だもん。 そりゃあ、テンションだって……。