「あ?」


「手……」



蓮と私の手は、しっかりと繋がれていた。



絶対に私じゃないから、寝てる間に蓮が繋いだんだ。



「ありがとうございました。おやすみなさい」



田嶋さんにお礼をして、2人を見送った。