一緒に悩んでくれているレイラちゃんを見て、思わず笑いが込み上げる。 「どうして笑うんですか~」 「あはは。私はライバルなのに、一生懸命で嬉しいなって」 「そんな、比べられるレベルじゃないですよ!それに……華さんは私の憧れですもん」 「憧れ!?」 唇を尖らせて、拗ねたように言うレイラちゃん。